フィールド日記

ニシキギ
ニシキギ科
Euonymus alatus
2002年12月18日
東京都 渋谷区
山渓ポケット図鑑「秋の花」 713頁,「秋の花」 136,716頁



ニシキギの枝には独特なひれのようなものがついている。
これがついているおかげで
ニシキギだということがわかるのでありがたい。

なぜ、こうしたひれがついているのか不思議だが
金属製の一本棒のテーブルの足などで
補強のためにひれのような板がつけてあるのを見たことがあるが
ニシキギも枝の強度を増すためにひれをつけたのかもしれない。

しかし、ニシキギとほとんど同じで
ひれがついていないコマユミという植物があるが
枝は弱いわけでもなさそうだし
とくに不都合そうには見えない。

冬枯れの林を散歩していると
すっかり葉を落としたニシキギは
そのひれが特に目立ち遠くからでもすぐわかる。

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