フィールド日記

ヤマボウシ
ミズキ科
Cornus kousa
(Benthamidia japonica)
2002年12月10日
東京都 渋谷区
山渓ポケット図鑑「春の花」 722頁,「夏の花」 385頁.「秋の花」 697,714,721頁


花芽


葉芽

ヤマボウシの花は2002年5月10日紹介した。
前のページで冬芽を紹介したハナミズキは
それよりはひと月早い4月12日には咲いていた。

時期が違うので
両方の花を見比べられないのだが
冬芽は並べて見ることができる。

よくみるとずいぶん違う形だ。
ヤマボウシのほうがふくらみが少なく
花の柄になる部分も太い感じだ。

その花芽をカットしてみた感想は
インドのやせたヨガの修行僧が
頭の上で合掌しているようにみえる。

葉芽のほうはと言うと
ターバンを細長く頭に巻いた
目つきの鋭い狡猾なインドの商人というところか。

冬芽のイメージをインドにしてしまったが特に他意はない。
学名でもジャポニカとつくように
分布は日本と朝鮮の山地で
インドとは関係がないのだ。

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