フィールド日記

都会の鴨たち
トップページの文を転載しました。
2002年12月8日



都会の川の鴨

母のパソコンの
プリンターの調子が悪いようなので
散歩がてら
母を訪ねて3000里ではなく15キロの道のりを
折りたたみ自転車で出発しました。

途中の旧神田上水沿いの遊歩道から見下ろすと、
コンクリートの
緑が一つも見えない川底に
マガモ、オナガガモ、カルガモなどの
鴨たちが見えます。



遠い距離をわざわざ渡ってきて
こんな殺風景なところに来なくてもとは思いますが
流れて来るものを競って食べているところをみると
食べ物は豊富なようです。

この川の上流は井の頭公園や善福寺川公園をはじめ
緑が案外多く、
木の実や種子などが流れてくるのでしょう。

ところで、
素人考えなのですが
同じような大きさでも
鴨は種類ごとに
羽の先やくちばしの先など
違う模様がついているのは
仲間を確認するための
マークなのではないかと思います。

そういえば人間も
同じ趣味や嗜好の人は
同じようなファッションに身を固め
お互いが仲間であるのが
すぐわかるようにしているようですよね。

話は戻りますが寒い日の
15キロの道のりは大変で
途中で自転車をたたんで電車を使いました。
なお、
プリンターは無事使えるようになりました。

----------------------------------フィールド日記の目次に戻る●

次のページ
前のページ

[植物写真家 鈴木庸夫の自然を楽しむ]のトップページへ行く

Top page (English)