フィールド日記
キンカン
ミカン科
Fortunella japonica
2002年12月8日
東京都 練馬区
山渓ポケット図鑑「秋の花」 155頁
ミカンを小さくしたような感じで
花も葉も他のミカンの仲間とよく似ているが
ウンシュウミカンもオレンジもかんきつ類はみんなCitrus属で
きんかんはFortunella属なのだ。
何が違うのかと言うと
Citrus属は子房の室は6〜20、多数の胚珠がある。高さ3〜4メートル、果実大。
Fortunella属は子房の室2〜8、各2個の胚珠がある。高さ1〜2メートル、果実小。
と図鑑に書いてある。
「ふーん、そうだったんだ。」とは思うが
感じが似ているので今ひとつ納得できないでいる。
中国原産で日本には徳川時代以前に伝えられたようだ。
余談だが、ラテン語の学名は植物の名前として世界共通なのだが、
中国原産でジャポニカと命名されてしまい
中国の人たちはきっと面白くないことだろう。
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