フィールド日記
シャクチリソバ
タデ科
Fagopyrum cymosum
2002年11月5日
東京都 文京区
山渓ポケット図鑑「秋の花」 219頁
普通のソバは一年草だが、これは多年草で別名シュッコンソバとも呼ばれる。
ルチンを多量に含み高血圧に効くなど薬効がある。
北インドから中国原産で現地では葉を野菜にしたり
実を穀物として食べるために栽培されている。
日本では植物園で育てられているが
逃げ出したものが各地で見られる。
昭和初期から小石川植物園で栽培されていたと
図鑑に書いてあったが、
今日は小石川植物園近くの
古い建物の塀の内側に生えていて
塀から伸びだしている花を道から撮影した。
きっと植物園から逃げ出したものだろう。
----------------------------------フィールド日記の目次に戻る●
次のページ
前のページ
[植物写真家 鈴木庸夫の自然を楽しむ]のトップページへ行く
Top page (English)