フィールド日記

アキニレ
ニレ科
Ulmus parvifolia
2002年10月 5日
東京都 渋谷区
山渓ポケット図鑑「秋の花」 539,726頁



公園などでよく見かける木だが、
本州(東海地方以西)〜沖縄の水辺などに生える
ケヤキやエノキなどと同じニレ科の10メートルほどになる落葉樹だ。

9月ごろ花が咲きその秋のうちに実が熟すので
アキニレと名づけられたのだろう。

今日見た木はもう実が大きくなっていた。
2月16日にやはりアキニレの実を紹介したが
葉がみな落ちて冬枯れのアキニレの木の枝に
実がまだたくさん残っており
それが白く花のように見えた。

今日見た熟したばかりの実は
やはり来春まで枝に残るのだろう。

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