フィールド日記

シソ
シソ科
Perilla frutescens var.crispa
2002年9月17日
東京都 渋谷区
山渓ポケット図鑑「秋の花」 82頁






シソは漢字では「紫蘇」と書く。
紫という字がつくからには主に赤紫蘇のことを言い
赤みのないこちらのシソは
「アオジソ」と呼んだほうが良いのかもしれない。

学名のfrutescensは「低木状の」と言う意味
crispaは「縮れた,皺のある」と言うような意味で、
チリメンジソという特に皺の多い品種があるが
シソの葉はみな多少の皺があり
それが学名の由来になっているようだ。

同じシソ属の野生の植物に
レモンエゴマというのがあるが
シソは日本に自生しておらず
ヒマラヤ、ビルマ、中国の原産の植物だ。

----------------------------------フィールド日記の目次に戻る●

次のページ
前のページ

[植物写真家 鈴木庸夫の自然を楽しむ]のトップページへ行く

Top page (English)