フィールド日記

カメバヒキオコシ
シソ科
Rabdosia umbrosa
(Plectranthus kameba)
2002年8月23日
長野県 八千穂村
山渓ポケット図鑑「秋の花」 408頁



 
亀を連想する葉

シソ科の同じ属で、よく似た花をつけるものは他にもあるが
カメバヒキオコシは葉に特徴がある。
葉の形がいかにもしっぽを出した亀に似ているのだ。
この個性的な葉のおかげで他の種類と間違えることはない。

これほど適切なネーミングはなかなかないだろう。

分布は本州の中部地方以北で、
山の林のふちなどでときどき見かけることがある。

----------------------------------フィールド日記の目次に戻る●

次のページ
前のページ

[植物写真家 鈴木庸夫の自然を楽しむ]のトップページへ行く

Top page (English)