フィールド日記
キウイ
マタタビ科
Actinidia chinensis
2002年8月17日
東京都 渋谷区
山渓ポケット図鑑「春の花」 713頁,「秋の花」 119頁
花が咲いているわけでもなくて実もなっていないキウイの苗である。
なぜ、今日紹介したかと言うと
よく歩いているとこのような
人の植えるはずのない林の中でキウイによく出会い
ずっと気になっていたからだ。
今日歩いていてはたと思いあたった。
きっとゴミの中の熟れたキウイを食べたカラスの糞の中の種で
林のあちこちで芽が出ているのだろう・・・と。
もともとは中国原産の自生のシナサルナシを
ニュージーランドで品種改良したもので
日本ではよく似たサルナシが山に自生している。
温暖化が進んできてカラスが山に種をまいたら
方々の山の中でりっぱなキウイに出会えるかもしれない。
----------------------------------フィールド日記の目次に戻る●
次のページ
前のページ
[植物写真家 鈴木庸夫の自然を楽しむ]のトップページへ行く
Top page (English)