フィールド日記

ナンバンハコベ
ナデシコ科
Cucubalus baccifer
2002年8月11日
岐阜県 白川村 平瀬




ナンバンとつくが帰化植物ではなく
北海道から九州の山野に自生する。
東アジアにも自生しているようだが
ヨーロッパとは関係ない。

しかし独特な花の形は
昔、教科書で見たポルトガルの宣教師の
首の周りのフリルのような飾りや
その時代のヨーロッパのバタくさいイメージと重なる。

命名者はどういう理由でこの名にしたのだろうか。

もう少しすると熟す黒光りした実も目をひく。

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