フィールド日記

アメリカオニアザミ
キク科
Cirsium vulgare
2002年6月16日
東京都 渋谷区




ひれの目立つ茎。


欧州原産の帰化植物で棘だらけでいかにも異国の植物という感じだ。

バブルがはじけて都心では買収されてその後空き地のままで
人が入れないようになってるようなところがたくさんある。

そうした新しい空き地に生える植物は普通の雑草などより
外国からの新参の帰化植物や逃げ出した園芸植物など
他では目にしないような植物が目立つ。

新参者はどこかに入り込もうとしても
他の土地はみんな先住者がいて
そうした空き地にしか入り込めないのかもしれない。

法や権力とはかかわりない植物の世界でも
厳然とした力関係はありそうだ。

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