フィールド日記

ホップ
アサ科(←クワ科)
Humulus lupulus
2002年6月14日
東京都 西東京市






ビールとは切っても切れない関係にあるホップは
野生種のカラハナソウとよく似ている。
もし栽培している畑から逃げ出して
林のふちなどに生えていたら僕には見分けがつかない。

雌花が成熟すると黄色い粉が吹いたように見えるが
これがルプリンと呼ばれるもので
ビールに特有の苦味と香りを与え、
たんぱく質を沈殿させ濁りを抑え泡立ちをよくする。
またビールの腐敗を防ぐそうだ。

付近に雄株があって受粉してしまうと
ルプリンが採れなくなってしまうので
外国では付近から雄株をなくす必要があるそうだが
日本には雌株しか入れていないので
その必要がないということだ。

在来のカラハナソウとは姿かたちもよく似ていて
植物学的にも近い種類なのに
カラハナソウの花粉は影響を及ぼさないのだろうか。

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