フィールド日記
ハエドクソウ
ハエドクソウ科
Phryma leptostachya var.asiatica
2002年6月12日
東京都 渋谷区
山渓ポケット図鑑「夏の花」 302頁
図鑑によると
第三紀周北極植物群の孤立依存種で東アジアと北米東部に隔離分布していて、
1科、1属、1種というハエドクソウは仲間がまったく無い植物だそうだ。
フロマリンという殺虫性の毒があるようで、
根の絞り汁をしみさせてハエ取り紙を作ったことから
文字通り蝿毒草という名がついたようだ。
夏の林の下でよく見かける。
果実はヒユ科のイノコヅチに似ているが
同じように人や動物の体にひっついて広がるようだ。
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