フィールド日記

アンズ
バラ科
Prunus armeniaca var.anzu
2002年6月6日
東京都 小平市
山渓ポケット図鑑「春の花」 174頁




ヒペリカム・ヒドコートを
6月1日に勘違いしてキンシバイとして紹介してしまった。
(その日付のキンシバイのページは訂正してあります。)
今日東京都薬用植物園の植え込みのヒドコートがちょうど盛りで
その花を観察していて、
ふと見上げたらアンズの実がたわわに実っていた。
食べごろで試食してみたいのを我慢して、
写真でしっかり撮った。

アンズは中国原産で
梅も同じバラ科のPrunus属で
やはり中国原産でよく似ているが種(しゅ)が違う。
この仲間は種(しゅ)の違いが種(たね)の形でわかる。

アンズが出回ってきたら梅干の種(たね)と見比べて見ると一目瞭然だ。

("しゅ"と打っても"たね”と打ってもパソコンの変換では同じ"種"
という漢字になり"しゅ"と"たね”の意味を考えさせられました。
ダーウィンの著書は「たねのきげん」なのかもしれませんね。)

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