フィールド日記
ヒルザキツキミソウ
アカバナ科
Oenothera speciosa
2002年5月17日
東京都 渋谷区
山渓ポケット図鑑「夏の花」 110頁
同じ仲間のツキミソウ(月見草)は白い花で夕暮れ咲き始める夜の花だ。
マツヨイグサ(待宵草)は黄色い花で同じく夜の花である。
ヒルザキツキミソウとはなんだかひるあんどんか
昼に見えるねぼけた月を連想するが
さにあらず、けっこう見栄えの良い花だ。
大正時代に入ってきた園芸植物で花壇にもあるが
逃げ出して原っぱに咲いているものもある。
真っ白いのもあってさっき触れたツキミソウと間違えそうだが
ツキミソウのほうは花びらと花びらの間に隙間があり
昼にはしぼんでいて咲いている花はない。
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