フィールド日記
セイヨウヒルガオ
ヒルガオ科
Comvolvulus arvense
2002年5月10日
東京都 新宿区
山渓ポケット図鑑「夏の花」 76頁
頑固にタバコはピース、ウイスキーはオールドパーと決めて
他のものには一切手を出さない人がいるが、
僕はセイヨウヒルガオは
線路の砂利に生えているものしか見たことがない。
妥協して他の場所にも広がっても良さそうなものだが
「絶対線路の砂利がいい!」という感じだ。
どなたか他で見たことがある人がいたらメールをください。
すぐ見に行きます。
さて
この写真の株は山手線の大久保駅のホームから撮ったものだ。
4〜5年前には小さな株だったのが
いまでは高田馬場のほうまで埼京線の線路に沿って
ずいぶん広がっている。
もう高田馬場駅のホーム30メートル手前くらいまで来ている。
毎年距離を伸ばしている様子から見ると
種が走る電車の風にあおられて
ちょっとづつ電車の進行方向に進出しているのかもしれない。
しかし、今まで僕が見たところは
神奈川県の大船の線路だったり、
山形県の新庄の線路だったり飛び飛びだ。
雨の日などには種が列車の車体に張り付いて
大旅行するのかもしれないな。
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