フィールド日記

エゾノギシギシ
タデ科
Rumex obtusifolius
2002年5月9日
東京都 渋谷区
山渓ポケット図鑑「春の花」 707頁、「夏の花」 190頁






ギシギシの仲間は似ているが
エゾノギシギシは赤みを帯びるので区別できる。

ヨーロッパ原産の帰化植物で明治時代に北海道から広がり始め
今では日本中にたくさんある普通の雑草だ。

ギシギシを漢字で書くと「羊蹄」と書く
どうしてもソウは読めないがそうなっている。

「蝦夷の羊蹄(エゾノギシギシ)」となるわけだが北海道の羊蹄山とは関係ない。
中国にこの花がありそれを羊蹄と書き、
日本で古くはスイ=すっぱいがなまって「シ」と読んだらしく
今ではギシギシとなったようだ。

よくはわからないが漢字の読み方は難しい。

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