フィールド日記

ポプラ(カロリナポプラ)
ヤナギ科
Populus ×canadensis
2002年4月30日
東京都 渋谷区
山渓ポケット図鑑「夏の花」 194頁



淡雪が積もったように綿のようなものが落ちている。
大きなポプラが何本かあるその付近一帯に積もるように落ちていた。

今日は風が強くて綿毛についた種はどこまでも飛んでいきそうだ。
双眼鏡で木の上のほうを見るとまだ穂がたくさん付いている。
下に落ちているのはそのほんの一部なのだろう。




風に葉が揺れている様子がひらひらと左右に首を振るようだ。
葉柄を見ると左右から押しつぶしたように平べったくて干しうどんみたいだ。

そのせいでひらひらとゆれるのだろう。

日本に自生するヤマナラシも
葉柄がひらべったいので同じような感じで葉が揺れる。
同じヤナギ科ポプラ属のドロノキの葉柄は丸いので
葉の揺れ方に滑らかさがない。

----------------------------------フィールド日記の目次に戻る●

次のページへ行く

前のページへ戻る