フィールド日記

モミジバスズカケノキ
スズカケノキ科
Platanus×acerifolia
2002年4月8日
東京都 渋谷区
山渓ポケット図鑑「春の花」 716頁,「秋の花」 188頁


写真左より  雄花と雌花が咲いている。     雌花アップ。    雄花アップ。


道路沿いの街路樹や、公園でよく見かけるモミジバスズカケノキは
プラタナスとも呼ばれる。
プラタナスとは属の名前で外国の植物だ。
日本ではスズカケノキとアメリカスズカケノキと本種が見られる。

明治時代に日本に来たようで
大木もよく見るが
しっかり根付いて大きく育っても
なんとなくバタ臭く
外国の植物らしい感じがする。

花は地味でよく探さないと気がつかないし、
今日の写真のようにメシベが赤く見える時期はわずかな期間で
うっかり見逃してしまうことが多い。

これからこのボールのような花がだんだん大きくなり
秋にはぎっしりと実の詰まったゴルフボールくらいの玉になる。

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