フィールド日記 ノウルシ
トウダイグサ科
Euphorbia adenochlora
2002年4月4日
茨城県北部
山渓ポケット図鑑「春の花」 121頁
河川敷一面に広がるノウルシの群落は
どこへ行ってもあるというものではない。
けっこう珍しい植物なのだ。
ノウルシに限らず
河川敷に生えるる植物は
水辺がコンクリートで固められたり
川原がグラウンドや公園に利用されたりして
生きられるところがなくなってしまった。
わずかに残された
人間の手が入っていない
限られた場所に生き残っている。
土木工事などの
お役所の発想は同じなので、
気がついたときには
全国的にいっせいに
なくなってしまう
ということになる。
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