フィールド日記 トウカエデ
ムクロジ科(←カエデ科)
Acer buergerianum
2002年4月3日
東京都 渋谷区
山渓ポケット図鑑「秋の花」 135,723頁
雄花の咲く枝。
雄花アップ。 雌花(写真では見えないが柄の短いオシベがついている。
カエデというと
イロハカエデのような
いわゆるもみじの葉を連想するが
カエデ科の中には
切れ込みのない普通の葉っぱの形をした
チドリノキのような種類もあれば
かえるの手を広げたような形で鋸歯のない
イタヤカエデのようなのもある。
このトウカエデの葉は三つに切れている。
台湾や中国に自生する木で
日本では公園や街路樹として植えられている。
図鑑を読むと雄性同株と書いてある。
その意味はオシベだけの花と
オシベとメシベ両方を供えた花が
同じ木につくということだが
今日は何本もの木を
双眼鏡を使って見てみたが
雄花だけをつける木と
雌花ばかりの木しか見つからなかった。
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