フィールド日記

ビロードモウズイカとアミガサタケ
ゴマノハグサ科
Verbascum thapsus
2002年3月29日
東京都 渋谷区
山渓ポケット図鑑「夏の花」 48頁

 

緑色が目立ち始めた原っぱの片隅で
暖かそうな毛に覆われた大きな葉が出てきている。
夏にタワーのような茎が2メートル以上の高さにもなり
黄色い花を咲かせるビロードモウズイカだ。
今の時期の葉をみると
和名をつけた人の気持ちがよくわかる。

株の右隅にアミガサタケが生えていた。
話題にするにはこの草とは何の共通性もないのだが、
春に出るキノコで
すでに虫に食われた跡があった。
重ねて余談になるが、
やわらかそうでおいしそうだが
図鑑を見ると生で食べると中毒してしまい
熱を加えて食べると旨いと書いてある。
しかしぼくは怖くてまだ食べたことがない。

----------------------------------フィールド日記の目次に戻る●

次のページへ行く

前のページへ戻る