フィールド日記

キブシ
キブシ科
Stachyrus praecox
2002年3月28日
神奈川県 秦野市
山渓ポケット図鑑「春の花」 431頁


雄花


雌花

先日紹介した同じ雌雄異株のヒサカキは
雄花が大きく雌花はずっと小さかった。
キブシは花の大きさこそ同じくらいだが
今日僕が見た限りでは
雄株のほうが花つきがよくて派手なようだ。

オシドリやニワトリはオスのほうが派手だし
ハトのオスは繁殖期には
羽を膨らませて精一杯偉そうにしている。

カマキリなどはオスは小さくて
最後はメスに食べられてしまう。

人間はというと
人によってどちらのタイプもいるようだ。

図鑑(平凡社の日本の野生植物、木本編)をみると
キブシは普通は雌雄異株と書いてある。

小さなほうのアップの写真で見てもわかるように
今日写真を撮ったキブシは
雄花にも小さな子房があり
雌花のほうにも小さなオシベがあるのがわかる。

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