フィールド日記

ヒュウガミズキとトサミズキ
マンサク科
2002年3月16日
東京都 新宿区
ヒュウガミズキ Corylopsis pauciflora 山渓ポケット図鑑「春の花」 194頁
トサミズキ   Corylopsis spicata  山渓ポケット図鑑「春の花」 195頁


ヒュウガミズキ


トサミズキ

ヒュウガミズキは石川、福井、京都、兵庫の日本海側に自生し
名前から連想する九州には自生しないようだ。

トサミズキは文字通り四国の高知県に自生し、
花の時期に高知の山の中に見に行ったことがある。

自生地ではやせた土地の林の中で控えめに咲いていた。

庭木としては普通に植えられており
今の時期に存在感を主張する。

写真ではそれぞれの大きさはわかりにくいと思うが、
ヒュウガミズキは小さくて花序は短い。

トサミズキはだいぶ大きくて
花の柄などに毛が目立ち
花粉が出る前のオシベの色が赤い。

今日トサミズキの花はもう終わりかけていて
赤いオシベを写そうと探したが
写真に写っているこの花だけがまだ赤かった。

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