| フィールド日記 |
クサガメ･起こす
2002年3月13日
東京都 渋谷区
湿った土の上に新聞紙で包んで入れておいたら、自分で土の方へもぐりこんでいた。顔中土にまみれで寝ぼけていた。
レンガの上でしばらく様子をうかがった後、しばらくして水に飛び込んだ。
昨日家族にも｢春が来たぞ｣という宣言をして、
今朝息子と相談して
我が家の亀を起こすことにした。
新聞紙の下の土の中で寝ていた亀は顔中土だらけで
まだ寝ぼけている。
用意した大きい方の水槽のレンガの上に載せておいたら
ようやく目を開けて水の中に飛び込んだ。
1994年11月5日息子が4歳のとき
本人が原っぱで見つけた亀だ。
うちのネコはあと10年は生きてくれると思うが、
必ず別れの日が来ることを覚悟しなくてはならない。
その点、
亀の寿命は長いのできっと息子が老人になるまで
いっしょにすごしてくれることだろう。
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