フィールド日記

干潟
2002年2月12日
千葉県 船橋市 三番瀬






東京湾に残された貴重な干潟となってしまった三番瀬。
僕が子どもの頃、船乗だった祖父に舟で東雲沖あたりへ釣りにつれてってもらった頃は、
東京湾の内側はみわたせる範囲全部が広大な干潟だった。
そしてその頃東京湾のあちこちで埋め立てが始まっていた。
今は干潟であったところがほとんど工場や団地になっている。
駅を降りてから昔海だったはずの延々と続く工場街を抜けやっと波打ち際にたどり着いた。

ここから見える三番瀬は昔の広大な干潟の先端部分というわけだ。

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