フィールド日記

ヘラオオバコ

オオバコ科
2002年2月8日
東京都 渋谷区



ヨーロッパ出身のこの草の花は初夏に咲く。
何十本もの花茎が束になってまっすぐ上に伸びてその先の穂におしべが輪になってついている。
そんな様子はちょっとバタ臭い感じだ。
帰化植物としては江戸時代末期に日本に来て今ではすっかり定着している植物だ。
冬のいまごろ原っぱで見かけるロゼットは風景にとてもよくなじんでいる。
(見た覚えのない人は山と渓谷社刊 山渓ポケットガイド・夏の花 38頁を参照してください。
「あの草か」と思い出すはずです。)

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