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【08年初秋自転車3回】
08年初秋の自転車その1 1. 日 時:08年8月31日(日)10:30頃〜15:00頃 2. 場 所:奥武蔵グリーンライン(車) 3. 参 加:父・長男 4. 行 程:正丸駅P〜刈場坂峠〜奥武蔵グリーンライン〜東吾野駅 5. 印 象:まだまだ暑い! 6. 出来事:パンク(父) ロードタイプを買った長男を誘い、関越川越IC経由で正丸駅Pへ向う。 長男が輪行袋を忘れた為、電車だと格安で楽に行けるのに、車となった次第。 前回は、暑い荒川土手を走った。 今回はホームグランドの奥武蔵グリーンラインへ。 但し、そこは排水溝の段差などで、細いロードのタイヤへの影響がやや心配である。 ロードのタイヤの弱さは、人から聞いていた。 正丸駅前の店舗へ駐車代500円を払い、食料など買い足す。 R299正丸トンネルの手前で右折し、峠への急坂を昇る。 一本道であり、夫々のペースで行く事にする。 上部に、「名栗の名水」がある事を伝え、私は押して行く。 8月の終わりで、まだまだ暑い。 5〜6年前の道路崩壊補修場所の先で、長男が降りて来た。 ハイキングコースの「東屋」で、折り返してきた。 「名水」は気が付かなかったらしい。 既に空となった、ペットボトルに「名水」を補給。 傾斜が落ちて来て、程なく「刈場坂峠」へ飛び出す。 秩父側の景色に感激していた。 「ハンググライダー」のジャンプ台が正面に見える。 峠の茶屋でカップ麺を食す。 店のおばさんから、「親子?いいですね」と。 奥武蔵グリーンラインはアップダウンを繰り返す、快適な尾根道。 心配した排水口の段差も大丈夫だった。 鎌北湖側に降りないように進む。 車に戻る為に東吾野方面へ下る。 傾斜が緩くなりR299も近いころ、前輪がパンクする。 修理材は車の中。 東吾野駅まで押し、車へ戻った長男を待つ。 予備チューブと空気入れは必須だなぁと反省。 長男は満足していた。 08年初秋の自転車その2 1. 日 時:08年9月6日(土)11:00頃〜15:00頃 2. 場 所:金谷〜館山(輪行) 3. 参 加:父・長男 4. 行 程:久里浜→金谷〜館山 5. 印 象:海岸道は爽やか! 富浦漁協食堂の鯵フライが絶品! 6. 出来事:パンク(長男) 前夜、富士山5合目直通高速バスの予約に行くが、朝一番バスは既に満員。 あれこれ行き先を検討し、JRのホリディパス2300円を使い房総半島南端と決めた。 久里浜港からは、自転車込みで片道1020円、40分の船の旅。 明るい日差しの中、行き交う大型船や釣り舟、濃紺の海、砕ける白い波。 暫しの旅情を味わう。 長男は仕事疲れか、デッキのテーブルで睡眠中。 彼は何処でも寝られる特技がある。 R127沿いに海岸を走る。 保田・安房勝山・岩井・富浦へと進む。 短いトンネルを幾つか抜ける。 右手に東京湾。汐の香り。好天に恵まれ、快適である。 行き止まりの大房岬へ昇ってしまい、大汗をかく。 戻ると、左に「富浦漁協食堂」の幟。 会議室のような食堂。 「刺身定食」「鯵フライ定食」を頼む。 前に数客があり、「暫く待って下さいね。」と漁師奥さんのウェートレス。 奥で、お仲間達5〜6名で調理中。 ビールを置いていないので、冷たい麦茶を飲んで待つ。 刺身定食は、鯵・しま鯵・鑓烏賊・なめろうと睦の煮付け。 鯵フライ定食は、3枚の鯵フライと睦の煮付け。 刺身とフライを2人で分け合う。 特に、鯵フライが絶品だった。 やや小型だが、熱々でサクサクで。煮付けも旨く、大満足。 温泉を探しながら、館山の海岸沿いに走る。 工事中の歩道で、L型のコンクリに乗り上げて、ロードのタイヤがパンク。 小さな音とともに、転倒。 コースを選んだ私を恨みながら、今回も駅まで僅かだったので、押して行く。 特急でないので、3時間以上掛かり家路に着いた。 房総半島は遠いなぁ。 やや消化不良の長男であった。 08年初秋の自転車その3 1. 日 時:08年9月12日(金)〜13日(土)10:20〜18:30 2. 場 所:清流長良川(輪行) 3. 参 加:単独 4. 行 程:ムーンライトながら⇒美濃白鳥〜北濃〜郡上八幡〜岐阜駅⇒新幹線 5. 印 象:支流吉田川の清流が見事! 6. 出来事:夜行日帰りになった! 念願の長良川へ行く。 川に沿って長良川鉄道があり、上流の美濃白鳥駅か終点の北濃駅まで行ける。 ローカル線、途中の郡上八幡や清流吉田川も見所である。 一泊のつもりで、缶ビール大の薄いシュラフも持参する。 テントは輪行袋のフライシートでマットも何処かでもらうダンボールで代用するつもり。 大垣夜行「ムーンライトながら」の指定席も「コンパートメント席」ながら取れた。 9両編成の売れ残り席に一抹の不安を持つ。 的中だった。カーブやポイントでの「鋭い揺れ」が眠りを妨げる。 リクラインしないとは聞いていたが、この揺れは聞いていないぞ〜。 空席やデッキに逃げたりしたが、やがて通勤電車となり安城付近で混み出した。 立ち上がり名古屋まで行く。更に後ろ4両切り離しで移動する。これは聞いていた。 ドロドロ状態だが、「念願の長良川」であり、「長良川鉄道」である。 岐阜からのJR高山線は2両のディーゼル車。 小雨の美濃太田からは1両だ。車窓を楽しみ、美濃白鳥駅に10時過ぎに着いた。 早朝の新幹線を乗っては、この時間には着かない。 土日だけの2000円の1日フリー切符もあるが、自転車で下るので片道である。 それでも1650円。2時間近く乗れる。 雨が上がり、青空で暑くなる。R156を上流方面に進む。直ぐの「道の駅」で休憩。 「天然鮎の塩焼き」「もぎたて焼きトウモロコシ」などを食す。 12時を目処に折り返す。北濃付近の巨木のある「白山神社」に寄る。 長良川にはダムがないので、水量が一定で多い。 鮎釣り師も多い。おとり鮎とは呼ばず、種鮎の幟が風になびく。 郡上八幡の町中に、吉田川の清流が流れ、橋の上から川底の石まで見える。 しかし、観光客だらけなので早々に立ち去る。国道沿いの蕎麦屋に入る。が・・・。 中流域から起伏を繰り返すようになる。川の蛇行により、 道路が最短に造られて、上り下りが激しい。 「大井川」沿いのR362と同じで、延々と美濃市内まで続いていた。 道路標識が岐阜35km、24km、11kmと近づく。 夕暮れにやっと岐阜市内に入る。夕焼けを見ながら駅へと急ぐ。 駅の時刻表で新幹線に乗れば、今日中に家で寝られる事が判る。 21時過ぎに帰宅する。長い夜行日帰りの旅だった。------------------------------------------------------------------------
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