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八郷（やさと）の里山サイクリング
日時：０６年１２月２４日（日）８：４５〜１４：３０
場所：茨城県新治郡八郷町
参加：ＮＩ氏、ＳＯ氏、私
天気：快晴
昼食：手打十割そば処 山居（さんきょ） 石岡市柴内
温泉：ゆりの郷（アルカリ性単純温泉）
何かと忙しいクリスマス・イブに、大学時代の仲間達と「忘年会を兼ねたサイクリング」を
やろうと、３名が日曜の朝９時前にＪＲ土浦駅で集合した。
他２名は、仕事が余りにも忙しくて、身体のために休日とし、次回参加となる。
行き先は土浦市の北方、八郷にある日帰り温泉「ゆりの郷」をベースに、里山を楽しむ事に
する。
ルート図
自転車3種
今日は楽なコースで、忘年会的に食事と温泉を楽しもうと、決まっていた。
八郷は、周囲を筑波山８７７ｍ、加波山７０９ｍ（かばさん）、難台山５５３ｍ（なんだい
さん）に「Ｃ字型」に囲まれ、恋瀬川（こいせがわ）の扇状地で、その川は霞ヶ浦に注いで
いる。
なだらかな「富士山」１３６ｍを中央にして、今の時期は温室「苺」の売店が多いフルーツ
ラインもあり、また車も少なく、北海道の高原を感じさせるような、高低差のあまりない場
所である。
県営のフラワーパークもあるが、シーズンオフであり、閑散としている。
里山を１０ｋｍ走り、美味い蕎麦屋がある方向に向かった時だった。
ノンビリ走っていたが、Ｙ字交差点で危うく、車に引かれそうになった。
走りながら横断歩道に差し掛かる時、車が猛スピードで左折してきたのだ。
咄嗟に急ブレーキを掛けると、前輪がロックした。
倒れた自転車を飛び越して、着地。
唖然として、その車を見ると、３０ｍ先でブレーキが点灯したが、止まらずに走り去った。
濃い色のライトバンだった。
ナンバーは、眼鏡を掛けていなかったので、不明。
倒れた振りをすれば、運転手が飛んで来たのだが、思った時は後の祭りだった。
ノンビリ走っていたのも、幸いした。
肝を冷やしたが、小腹も空いてきた。
坂の先の蕎麦屋に入る。
屋号は、「山居」（さんきょ）と言う。
秋蕎麦入荷とか、品切れ御免と書いてあるが、今日は空いていた。
クリスマスには蕎麦は、あまり食べないだろう。
時刻は１２時半。
ざる蕎麦が７００円、野菜天麩羅蕎麦が９００円、大盛りは３００円増し。
緑がかった蕎麦が、２５pくらいの竹の丸いザルに一杯載って、白菜漬けと共にやってきた。
いつもの癖で、まず汁（つゆ）を口に含む。
出汁（だし）の香りと、円やかで深みがあり甘みをもった、重たい汁である。
「美味い」。
手打ち蕎麦は、見た目でも美味そうだ。
細かく切ったネギと本山葵（わさび）を蕎麦チョコに入れて、蕎麦をすくって浸し、喉に流す。
冷たく洗われた、コシのある蕎麦だが、蕎麦の香りは意外と少なかった。
全体では、美味い蕎麦の分類に入るのだが。
野菜天麩羅は２００円増しにしては、量が多い。
茄子・薩摩芋・牛蒡と人参のかき揚げ等に抹茶塩が付く。
今月に食した、東京中野新井薬師の「松扇」（しょうせん）の八割蕎麦も美味かったが、汁は
ここの方が上だ。
戻って、「ゆりの郷」温泉に入る。
休日は１０００円、平日は８００円。
少し高い。
日帰り温泉は、６００円〜８００円の範囲で、あるべきと思う。であったら良いなぁ。
入り口に、掛け湯があるのが良い。
身体を流してから入湯するのが、マナーである。
大きな泡風呂とサウナと露天風呂。
温めの露天風呂が良い。
上空には、パラグライダー約１０機が舞っている。
高気圧に恵まれて、地上で暖められた上昇気流に乗って、かなり上まで上がっている。
高圧線もない平原である。
この遊びにも、良い場所である。
野菜も売っている。
太くて大きな大根が１００円。
今年の冬は暖かで、野菜が安い。
ラジオから「クリスマス・ソング」と「有馬記念」を聞きながら、空いている高速を飛ばして、
ＮＩ氏の事務所に１５：３０に着いた。
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