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【冬の低山親子山行】




日時:06年01月03日(火)07:00〜14:00
天候:晴れ、山越しの雪雲が流れ、風強し。
場所:高尾山〜陣馬山
標高:高尾山口189m〜高尾山599m〜影信山727m〜陣馬山857m〜陣馬高原下328m
参加:私、二男

12月の根子岳の山スキーでは、運動不足を諸に曝け出した。
一念発起で一年前の「高尾山〜陣馬山」のコースで、鍛え直しの山行を計画した。
今度の「安達太良」に備えて、一人でも行くつもりであった。
4時に起き、ゴソゴソと準備。
すると、前夜宴会帰りの二男が起きていて、「連れてって。」と、嬉しい提案。
卒論を先月末に提出し、正月明けに妻とスキーを計画していた。
運動不足が続いていて、更に彼女に・・・れていた。
ようするに、何処にも行く当てがないのである。
昨夜、古い山靴も序に保革油でメンテしていたのが、無駄にならなかった。
低山であるが、真冬である。
ザックにコンロ・テルモス・食料・水・地図を入れ、保温下着・手袋・帽子・ストックを更に揃えた。

早朝の私鉄は、夜遊び帰りの人たちで、席が埋まっていた。
夜明けの車窓から、清掃工場の煙突の煙りが真っ直ぐに立ち上がっていて、風は少ないようだ。
7時前に高尾山口に着く。
駅前で160円のカップラーメンを2個購入。
家でコース説明したのに、若人は看板を見て、陣馬山まで「6時間半」と驚いている。
左のケーブル山麓駅を横目に、1号路を進む。
登るにつれて暑くなり、ザックに羽毛服やジャンパーなどを括り付ける。
「薬王院」で祈願し、奥の院から山頂に向かうと、急に人波が減る。








展望台からは、新宿や横浜などのビルが良く見えるが、富士山はガスの中。 早速、カップラーメンと、K氏宅で餅つきした青海苔のカキ餅も食す。 既に、車中で太巻き寿司は、腹の中。 あとは、「間食」と「生ラーメン」が残る。 酔いが残る二男は、更に水をガブ飲みしている。 締めのコーヒーを飲んで、「満腹」で城山方面に向かう。 北面に、うっすら雪が残っている。 正月休みなので、行き交う人は多く感じる。 景信山からは、まき道が多く、急に楽になる。 良いペースで進む。 12時前に、陣馬山に着いた。


天気は良いが、風が強い。 富士山は裾野を僅かに見せるが、すぐにガスの中。 「トメさん」に年始挨拶し、ビールを頼んで、茶屋の中に入る。 大瓶を2本飲んで、山菜うどんを食す。 さらに、おでんを頼み、日本酒も飲む。 トメさんを囲み、常連の方々と会談。


13時頃に、腰を上げて下山する。 約1時間で、バス停に着く。 夕方、2階のベランダから夕焼けをバックに富士山が、くっきり見えた。
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