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【奥日光のスキー】
日時:05年4月3日(日)7:10〜8:30、9:00〜12:00 場所:@小田代ヶ原〜戦場ヶ原 A山王林道(奥鬼怒林道) 赤沼茶屋の奥の駐車場で、目が覚めたのが、6:30過ぎ。 深夜に着いた時には、何と満天の星空。 朝、車外に出ると、嬉しい事に快晴であった。 5時間の睡眠は、何時のもテントの中と違い、実は不慣れな車の中。 シートの凹凸とかで、眠りが浅かったのであるが、好天なので・・・。 予報では、悪天。 前日までの予報がだんだん良くなるので、もしや低気圧が南に下がると、いいなぁと思っていた。 けれども、低気圧が近づく前の一時的な好天もあるので、午前中が勝負かも知れない。 奥の駐車場には、他に1台も来ない。 悪天の予報の影響か? しっかり朝飯を食べ、ドリップコーヒーをテルモスに入れ、間食用に餅も焼く。 海苔を忘れたので、大きな海苔煎餅の海苔を剥がして、ショー油が染みた餅を包む。 茶屋の前のトイレに、3台くらい止められるので、車を移動する。 ここも、ガラガラである。 スキー板にワックスを塗る。 7時過ぎに、小田代ヶ原に向け、XC(クロスカントリー用スキー)を履いて、早々に出掛けた。 アップダウンの少ない雪原コースには、このXCスキーがすこぶる良い。 スキー板は軽く、幅は狭いが、長いので安定感がある。 更に、スキー板の裏には、ウロコ状のギザギザがあるので、多少の登りでもスイスイ上がる。 XC用の靴は、バスケットシューズのような形で軽く、つま先に金具があり、板にワンタッチで付く。 50cmから1mくらい積雪がまだあるが、ザラメ雪なので潜る事もない。 途中の木橋で、板を外す。 これも、ワンタッチで外れる。 但し、流れ止めを付けずに、勢いよく外すと、スーと板だけ先に行ってしまう。 人気のない、小田代ヶ原の真ん中で、コーヒーを飲み、焼餅を食す。 風もなく、穏やかな日和である。 湯滝方面に向かい、戦場ヶ原を回遊する。 誰にも合わずに静かな一時である。 赤沼茶屋の手前で、単独行の登山者に会い、最高な日和である事を話する。 夏道だと、約2時間掛かるが、8時半前に戻ってしまった。 このままでは物足りないので、山王林道に向かう。 光徳牧場の手前の駐車場先から、林道はスキーの世界。 トレースは、スノーモービルの跡があるが、これには会いたくないなぁ。 XCスキーで途中まで往復する。 次は、ショートスキーにシールを付けて登るが、辛くなったので直ぐに戻る。 実は、甲高・だんびろな足は、プラスチック製の兼用靴に合わず、右小指の付け根が当たる。 買う前に履いた時には、それほど当たっていなかったのだが・・・。 足に会わない靴ほど、辛いものはなく、今度何とか直してもらおうかと思うのであるが。 車には、長靴も積んであり、登山靴もある。 今度は、ショートスキーをザックに付け、兼用靴もザックに入れて、登山靴を履いて登る。 ザラメ雪に踝まで潜りだしたので、途中から登山靴+シール付ショートスキーに変える。 登山靴のつま先と踵には、スキー用に切れ込み(へこみ)がある。 スキーの締め具も、簡単に靴の長さに合わせて調節できる。 初めは、調子よく進んだ。 左足が外れるようになり、予備の靴紐で締め具と靴を固定する。 そうこうしていると、右足も外れだし、同じように・・・。 何だか、ワカン(雪山でラッセルするための楕円形の道具)を付けているような状態になった。 そのうちに、その紐が外れ出す。 登山靴が反っているのと、つま先の「へこみ」と締め具とが合わないのが、原因だ。 山王峠の標高は、1700mくらいであるが、1600m辺りで引き返す事にした。 1時間以上かけて登った道を、10分くらいで下る。 雪を落とし、濡れた道具を拭いてから車の中に広げる。 家に着く頃には、ある程度乾燥するだろう。 駐車場では、車が増えだした。
朝日と男体山 単独行 山王林道
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