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【日本海へ移動・休養】
日時:4月30日(水) 夜食:コーヒー、煎餅 朝食:コーンスープ、カップ焼きそば 昼食:ビール、焼鳥、納豆、天ぷら冷やしうどん 夕食:ビール、焼き甘エビ、チャーハン 温泉:鳥海温泉あぽん西浜350円食塩泉 行程:R17平標山P2:50〜R7新潟5:00〜笹川流れ7:00〜酒田大型スーパー10:00〜吹浦P昼寝14:00〜温泉15:00〜吹浦港P夕餉18:00〜矢島口21:00 2時に起きて軽い夜食を済ませ、R17を新潟へ。 NHK第一、早朝の番組で「高幡不動の住職」との対話が興味深かかった。 先代の巨漢「秋山」和尚に叱られて育てて戴いた。と住職。 大学の下宿先で縁があった奥さんに「マスオさん」になる。 名義だけでもが、仏門の入口。 怒ると叱る、知識と知恵も蘊蓄があった。 掃除を真摯に受け止め、参拝者から「気持ちの良いお寺さん」と思ってもらうのが教えの神髄とか。 聴いているうちに、息子達や会社での若手教育とダブル。 T元首相が例の道路税を分捕った?、過去の遺産で新発田へのR7線は高速並。 これでも一般道。 速度違反に注意する。 案の定パトライトを回して、威嚇する警察車両がいた。 運転歴35年で一度も速度違反なし。 運が良いと思う。 村上から海岸線沿いに走る。 羽越本線も横にいるし。 コンテナ貨物列車や特急いなほ、キハ200も。 凪の海を見ながら、ゆっくり走り、朝食。 バックミラーに後続車が見えると、脇に避けて先を譲る。 通勤者や地元の車は飛ばす。 軽自動車も速い。 10時に酒田のJ大型スーパーで、品評価。 甘エビがお買い得。 焼き鳥と納豆とかき揚げも。 ビールとオマケの氷は忘れない。 小さな保冷庫は積み込んである。 鳥海の道の駅先で左折、直ぐのPでビールと焼き鳥、甘エビは火で焼くと旨い。 2本目の缶ビールと、茹でたて冷やしうどんにかき揚げで満腹。 ほろ酔いメールで遊ぶ。 木陰で2時間の昼寝。 日が傾き、1000円札持って、近くの温泉へ。 平日で空いている。 露天風呂にご老人一人。 私が入ると入れ違いに出て、ベンチで休む。 後ろ姿(垂れた尻)が実父に似ている。 「お元気ですね。」と私。 方言混じりでやや聞き取りにくいが「来年米寿です。」とご老人。 可なり若く見える。 驚いて、話を更に聴く。 梨畑の受粉で忙しいとか。 エ〜。まだ働いてもいるとは! 益々、元気の秘訣を知りたくなった。 外国航路の大型船に43年間働いてもいた。 工業製品が主で、電車・レール・様々な昭和の輸出品を。 戦争体験も伺う。 商船大3年で海軍に志願。 南方への輸送船護衛の駆逐艦。 食料・兵器等補給路が絶たれ、手製の1m針に赤い布を巻き付け、太いワイヤーで「フカ」釣り。 掛かると、全速力の駆逐艦。 暴れる12mものフカ。 次第に弱り、甲板に引き上げる。 下士官が腹を割くと、兵隊さんらが食われて入っていたそう。 手厚く靖国神社へ。 フカ肉は、みんなで食べた。 辛そうなので、外国航路の話に戻す。 船長なので何兆円の荷・船員の和と教育・海賊への対応と神経を使い、1航海1年。 55歳の停年を10年延長してくれた会社と社長。 豪快な社長で、秘書が必ずウィスキーを5本持っていた。 酒も煙草も今でも続けている。 但し、煙草は吹かすだけで肺には入れない。 サウナで減量し、粗食を心がけている。 中々、為になる話であった。 夕餉は、漁港の先のP。 椅子を海に向けて、のんびり食す。 地元の若者4名が、バイクをフカして遊び出す。 遊び場に侵入した余所者への当て付けか? 今夜のねぐらを、登山口に変えた。------------------------------------------------------------------------
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