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【2007'年末丹沢自転車の旅】


日時:07年12月15日(土)〜16日(日)
場所:丹沢ヤビツ峠〜宮が瀬ダム〜橋本
参加:Isa氏(N製14インチ車重6.5kg)、N氏(BS製14インチ7.0kg)、Ishi氏(USA製20インチ14kg)
集合:12月15日(土)12:40 小田急新宿駅特急ホーム
行程:新宿発12:50 特急さがみ69号6号車
秦野着13:48、買出しヨーカ堂秦野店、15:15バスでヤビツ峠へ
    護摩屋敷の名水、焚き火キャンプ
    下り道〜宮が瀬ダム〜温泉〜橋本〜多摩センター〜初台〜新宿〜新江古田
食料:焼酎、ビール、夕餉、朝食
温泉:下九沢温泉、湯楽の里(ユラノサト)
献立:昼食・・・コロッケ・サラダ入り黒糖パン+ビール
    夕餉・・・チゲ風魚介鍋、餅、茸3種ホイル焼き、焼肉
    付出・・・納豆、豆腐、キムチ
    朝食・・・コーヒー、ソフトサラミ、パン、レタス
    昼食・・・温泉+宴会

【冬の虹】
定刻に秦野駅着、バス停脇で折りたたみ自転車を素早く組み立てる。
近くの大型スーパーで買出しを済ませ、水無川の芝生の台地で、遅い昼食。
氏の前輪がパンクし、予備のタイヤに取り替える。
ダンボールに入れた食料は、私の荷台に乗せる。




「酒(缶ビール・ワンカップ焼酎」は、各個人に振り分けて持つ事にした。
自分の飲みたい量と残り分を考えながら飲まないと、後で足らなくなりそう。
バスの時間に間に合うので、タクシーをやめる。
我々を入れ4人しか乗らず、ヤビツ峠行きのバスは標高761mまで登る。
別名が雨降山の大山や塔ノ岳に、雨雲が覆い、「蓑毛(ミノゲ)」辺りで夕立。
急坂を自転車で降りてくるのがいる。
1人だけ、Tシャツで下って来た青年は、ママチャリに乗っていた。
見ただけで寒くなる。
湘南の海も見える。
西の空は、日が射している。
大山方面に「虹」が出た。
僅かな時間だった。
バスの料金箱の近くに、1個100円の菓子や柿ピーなどが小さな棚に置いてあり、
「バス中コンビニ」で思わず買ってしまう。
神奈川中央交通はアイデアを取り入れる会社らしい。

【日暮れのキャンプ場】
16時ころに峠に着くと、アラレが降ってきたが、直ぐに止んだ。
護摩屋敷の名水には、20Lポリ缶やペットボトルで山ほど汲んでいる人達で賑わう。
ここで補給、キャンプ場に到着。

2人がテントを張る間に、小さな焚き火を付ける。
枝打ちした小枝が沢山あるので、かなり良い。
かなり飲み食いしたが、まだ7時。
その後、9時まで飲んで寝る事にする。
食料は、テントの中に片付ける。

【凍結道】
夜中に2度、起きる。
交通量は思った以上に多かった。
3度目は6時だった。
薄明るい。
湿った小枝で、火をおこす。
冷えた体に、焚き火がありがたい。
コーヒーとサンドイッチ、チゲ風野菜スープで8時ころに出かける。
舗装路だが、朝霜が凍結している。
朝日が当たる所で休憩。
体が解れる。
日本100名山の丹沢山を目指す登山者が塩沢橋付近で駐車。
近県のナンバーが多く、まだどんどんやって来る。
宮が瀬ダム湖半で大休止。
ガソリンが値上げしても、交通量は多い。
三ケ木(ミカゲ)・城山経由し、13時ころ温泉に着く。

【ご老人と相撲取り】
下九沢温泉、湯楽の里(ユラノサト)と言い、土日休日は900円。
源泉掛け流し湯もある。
洗い場も多く、並ぶ事はない。
温泉好きのご老人も多い。
髷を付けた若い相撲取りもいた。
「寝ころび湯」など色々な湯船がある。
顔を洗うと塩からい。
かなり汗をかいたようだ。

長湯好きではない3人は、さっさとあがり遅い昼食を取る。
全て後払いシステムで、バーコードの腕輪で会計できる。
並んで注文すると、早くできるビールやつまみはお盆に載せて、セルフサービスで運ぶ。
時間の掛かる「イカの一夜干し」や「軟骨揚げ」や「じゃこ入りサラダ」は、端末を持ち帰る。
5分くらいで出来上がると、その端末が「ピコピコ」と鳴る。
端末と引き換えに、セルフサービスで持って来る。
呼んでも来ない店員や頼んでもつまみが中々来ない店より、ずーと良い。
昨夜、飲み過ぎたIsa氏の体調も、この時間で直る。
昼酒は、ほどほどにして橋本駅に向かう。

【リングワンデリング】
15時に出て、橋本駅には16時だった。
物の20分もあれば着くのに、回り道をしてしまった。
太陽の位置と橋本駅近くに超高層マンションを目印に、地図も見ずに走ったお陰である。
汗を流したのに、また汗をかいてしまった。
京王線の各駅で別れ、各自の家路に着いた。
夕飯は、またもや「キムチ鍋」であった。
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