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再び山芋掘り




日時:04年11月23日(火)5:20〜15:00
場所:JR五日市線沿い
掘人:I
収穫:3本+α

勤労感謝の日で、快晴の小春日和でもあった。
筋肉痛が癒えてはいないが、早起きして出掛けたのである。

2日前、「かたくりの湯」が混んでいたので止めて、日当たりが良い高台に行った。
2人がビールで、運転者の私はお茶。日が陰るまでいた。
Nの穴場の1カ所で、「ビールが美味い高台」があると言うので、寄り道したのであった。
確かに、「いい場所」である。
場所探しの名人だけある。
狭山湖の南側である。

今朝は、日の出間近の頃に、その高台に着き周辺を探索した。
場所探しの名人がありそうと言っていたが、目指す物はなかった。
例の鉄橋の先にも、「山芋」を見つけていたので、そこに向かう。
荒れた畑があり、10m四方の藪にあった。
持ち主か借り主が来たら、挨拶し承諾を貰うつもりである。
ここは、黒土であるので「素直な芋」である。
その代わりに穴はとても深いが、小石混じりの芋ではない。

一昨日は、芋を充分に下こしらえし、「とろろ芋」と鮪を海苔に巻いて、「鉄火巻」で食した。
これは、達人(父であり、芋掘り好き)が好んで食べているものである。
しかし、最後のとろろに「沈殿」していた小石があり、「ガリッ」と・・・。
2人に聞いたが、「ガリッ」はなく、「美味しく頂きました。」との事。
多分、彼らはしないので、奥さんが丁寧に「小石」を外したと思う。
おおざっぱな私は、芋の奥に巻き込んでいる「小石」を取りきれず、・・・。

1本目で手こずり、時間が掛かる。
ズボンの後ろのチャック付きポケットに入れた、「デジカメ」のバッテリー蓋が閉まらない。
夢中になり、体重で「潰した」らしい。作られた物は何時か壊れる。
隣の畑から「機械の音」が聞こえたので、挨拶に行ってみる。
茶摘みをしている夫婦は、別の持ち主か借り主だった。
2本が隣あわせの「山芋」を発見する。
好きな言葉は「一石二鳥」だが、一穴二芋である。
語呂は悪いが、嬉しくなる。
道具を使いこなさないと、深くは掘れない。
湿り気がある土なので、芋掘り棒の先端の刃に付いて上がって来る。
これを一度ずつ、刮げ落として繰り返すと有効である。
穴の奥は暗いので、枯葉を入れると見えやすい。
ただ、芋が常に真っ直ぐとは限らない。
真っ直ぐあると思って、切ってしまう事がある。
3本目を掘り終えてから、一番太い「蔓」を発見する。
今までの「倍」はある。
しかも、嬉しい事に「一穴二芋」だ。
かなり期待できそうだが、木の幹の近くに「芋の元」があった。
直径5cm位の木の根が邪魔で悩まされた。
結局、上半分で終わる。
町の「チャイム」が聞こえた。
正午であった。
埋め戻して、引き上げる事にした。
まずまずの、釣果でなく「掘果」。これも語呂が悪い。

昼食は例の高台にする。
「天ぷらうどん鍋」を造りながら、「掘果」を友人に連絡。
今日の掘果を「三田のオッサン」と「父」に分配する。
以上




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