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【鳥海山北面、山スキー】





日時:08年5月1日(木)05:15〜10:25
場所:鳥海山矢島口コース(秋田県側)
参加:1名
行程:駐車場1150m〜七ツ釜避難小屋〜七高山2230m山頂9:15〜45〜駐車場
天気:晴れ
朝食:力入り天ぷら玉子うどん(半分残す)、コーヒー
間食:蜜豆、チョコ、お茶
昼食:道の駅(鳥海)チャーシュー麺750円

前夜に山腹の誰もいない駐車場に着いて寝る。
夜半に上がってきた車が更に上に向かった。
行き止まりだと勘違いしていた。
早速、100m奥のPに行くと10台駐車していた。
バス用3台にあと20台はOK。
連休は混みそうだ。
2時だが、目が覚めて前日までの記録を残す。
明るくなったので朝食を作る。
周りは3mの雪壁。
気温が高く、寒くはない。
早起きのおじさんと挨拶。
上下の防風着を身に付け、汗吹き用にタオルで鉢巻する。
日焼け止めを塗り、シール登行する。
山頂が見えるほどの好天。
快晴だが、風やや強し。
小屋を過ぎ、避難小屋を目指す。
まだ、登山者はいない。
数日前に10cmの降雪があったようだ。
クラスト(アイスバーン)もなくザラメ雪。
広大な緩い斜面で、ブロック雪崩の心配もない。
雪面の端方には亀裂があるが、近寄らなければ大丈夫。
見える頂だが、中々縮まらない。
スキー兼用靴なので、登りの時はバックルを締めずにしている。
左の靴の中で、踵が遊び肉刺ができそう。
左側の高台に避難小屋がある。
傾斜がきつくなると、ジグザクに進む。
下方を見ると、登り始めた計10名が小さく見える。
視界が良いので、迷う事はないようだ。
この山の無雪期にガスで迷い、木の間に傘を差して夜露を避けて夜明かししたN氏。
翌朝、ガスの切れ目に下山路を見つけて、事なきを得たと。
複雑な地形である山塊だ。
頂上雪田を歩き終えて、噴火口の七高山2230mに到着した。
10:15だから、登り4時間。
小さな蜜豆の缶詰を開け食す。
甘いシロップが疲れを取るようだ
30分の滞在の間に、3名が来た。
頂上を譲り、滑降の準備。
雪田の両側に登山者がいるので、必然的に中央部を降りる事になった。
転ばすに雪田下部まで滑る。
ターンすると、小さな雪玉が落ちる。
人のいない間を進む。
遙か下方の小屋とPを目指して、快適に降りる。
大汗をかいた4時間を40分で下る。
観光客が増えたPで、片付けして下山する時に、朝のおじさんも降りてきた。
車の窓から、「また何処かの山で会いましょう!」と声を掛けると。
地元の方なので、「気を付けて、お帰り下さい。」と黒い顔をした60越えの人だった。
派手な帽子とウェアーで若作り。
それも必要だなぁ。
どっしりした鳥海山は、いい山だ。
水も旨いし。
左内踵、1cm大の肉刺がヒリヒリする。
明日は移動で、休養日。
12時に、道の駅で「チャーシュー麺」を食す。
大きなチャーシューが6枚も入り、かん水を入れない麺の量も多い。
お値打ちの750円でした。




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