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【地を這う写真家達と】





日時:06年3月26日(日)09:10〜15:30
行程:本川越〜蔵の町〜喜多院〜伊佐沼〜荒川右岸〜秋が瀬公園〜西浦和
参加:イサオ氏、Na氏
移動:折りたたみ自転車

天気の周期が変わり易い、この時期。
「開花宣言」が出た、最初の日曜日。
曇り空の予報だが、思いつくままに近場の「小さな旅」を企画。
中年遊び隊は、「小江戸」の町で出会った。

集合の50分前に、薄ら寒い「本川越」に着いた。
駅近くの「県立川越女子高校の桜」を塀越しに見上げるが、幾らか膨らんだ蕾のまま。
女子高校らしく、初々しく思う。
小腹がすいたので、駅脇の柵に座り「肉マン」を頬張ると、Na氏とイサオ氏が現れた。

「庭先」であるNa氏の案内で、「蔵の町 小江戸」に向かう。
88年前(大正7年)の「りそな銀行川越支店=旧八十五銀行本店本館」
370年前の「時の鐘」
タイムスリップしたような、蔵と旧家。
その味のある銀行前のベンチで休憩。
休憩=ビールである。
酒屋の看板もなく、どの店も「酒屋」のように見える。
うろうろして、肝心のビールは買えず終い。
続々と観光客がくるので、「喜多院」へ。
境内の奥には早咲き桜が満開だが、殆どは1分咲き程度。
早速、カメラを出す2人。
茶屋があるが、ここで呑み始めると、「川越」で終わりそうになるので、「伊佐沼」に向かう。
途中のコンビニで、買出し。
伊佐沼の桜並木の土手で、1分咲きの桜と柳の若葉を見上げながら乾杯。
つまみは幕の内弁当のおかず・漬物。
お湯割りが始まり、ガスコンロにアルミ鍋付の冷凍さぬきうどんを掛ける。
残り汁に豆腐を入れて、「湯豆腐」とする。
12時過ぎに切り上げ、沼を一周する。
農道を辿り、JR川越線を越え、「荒川」に向かう。
右岸(上流から見て右側)の土手からは、景色が良い。
早速、Na氏が群落を見つける。
白梅の畑の下に、淡紫の小さな花。(名前は忘れたが)
ここでは堆肥が気になるのか、「しゃがんで」撮影している。
「治水橋」で左岸に渡る。
上空に、「鳶んび」のような「グライダー」が滑空している。
ラジコン操作であった。
オジサン10名くらいの団体。
挨拶して、見物する。
土手下に小型ウィンチを置き、約100m先の滑車で折り返して、グライダーを引っ張る。
翼長3m・全長2mはあろう、グライダーを上向きに構える。
合図すると、電動ウィンチは音もなく、引っ張る。
いきなり急激に上昇するグライダー。
一気に100mくらい上がり、急に下降してロープを外す。
風を掴んで、北の空で更に上昇。
南の空では、眩しい為と思う。
聞けば、小型ウィンチは「自家製」とか。
着陸はテクニックを更に要するようだ。
下降・減速を繰り返し、土手と平行に機体を操作。
滑らかに着陸(草原なので急に止まるが)して、機体は無傷。
そして拍手喝さい。
「羽根倉橋」の下を潜り、「秋が瀬公園」に入る。
脇の小道に入り、イサオ氏とNa氏が、春の花をまた発見。
「野漆」と「アマネ」とか。
2人は、思う存分に「地を這う」。
小1時間が過ぎる。
秋が瀬の奥を廻り、「桜草公園」に走る。
ここには「自由」はなく、柵の外から撮影。
日が傾き掛け、西浦和の居酒屋で仕上げる。




  




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