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【あさぎりとホリディ快速とパンク】








日時:05年11月13日(日)09:30〜15:00
場所:御殿場〜籠坂峠〜河口湖
参加:学生時代の友人NISHI氏、SONO氏
天候:晴、うすら寒い

その07:20発の小田急ロマンスカー「あさぎり1号」は、満席であった。
3日前に禁煙席は売り切れで、喫煙席かグリーン車しかなく、マスク持参で喫煙席を入手。
当日、車掌さんに空いている禁煙席に移動を願おうと思っていたが、残念ながら断念する。
デッキが狭く、自転車を置くスペースがないのでウロウロするが、NISHI氏から「2階建
て車両にスーツケース置き場があるよ。」と聞いて、発車間際にやっと置けて、ほっと落
ち着く。
山芋の蔓を探しながらの車窓の旅。
御殿場に定刻の08:58着。
どっと、人が降りる。
車両はガラガラとなる。
何と、プロゴルフ最終日に向かうギャラリー達であった。

改札口でSONO氏と合流する。
御殿場駅は、籠坂峠への最寄り駅である。
標高差は、約600m。
タクシーかバスの提案は、企画者のNI氏から、既に「説得?」され、覚悟はできていた。
ロードを組み立てるのを待ちながら、準備に30分が過ぎる。
NISHI氏は、市内の友人宅に寄り道。
SONO氏と、山芋の蔓を探しながらの苦しい登り坂。
1時間を越え、浅間神社で缶ビールとサンドイッチの一回目の昼食。


浅間神社



食事中にNISHI氏が追い抜いたようだった。 この先、峠まで更に傾斜がきつくなる。 1度目のパンク。 予備の新品チューブに交換とパンク修理。 登り坂の得意?なNISHI氏より、峠からケータイが入る。 2時間30分掛かり、11:30頃峠着で、3名再び合流。 国道を離れ、脇道を下る。 ジャンパーを着込んで正解。 汗が引っ込むくらい、涼しいを越えて寒いくらい。 国道に出ると渋滞で、歩道と車の間を走る。 それが悔しいのか、スピードを上げて幅寄せするドライバーもいる。 気持ちが貧困な、悲しい人間である。 雷や地震などの自然現象や野生動物の熊や蛇も怖いが、「人間」が一番だと思っている。 洒落たレストランが混雑して、これまた渋滞。 富士山ドームを移設した博物館が近くにある、「道の駅」の軽食で我慢する。 富士山ドーム

ここの、「肉うどん」が安くて旨かった。 極太の麺にコシがあり、濃い味付けの牛肉と良く合っていた。 一同満足する。 地図を見ると、まだ半分。 もう13時を過ぎている。 17時では暗くなるので、そうそうに出発する。 富士急ハイランド付近から、再び上り坂となる。 ちょうどコースの半分を走った場所で、2度目のパンク。 1度目と同じ位置で、チューブに小穴を発見。 タイヤを見ると、小さなキズがあった。 補修したチューブに交換したが、まだ先が長いので、ここでリタイヤする。 タイヤの磨耗も原因であった。 14時半過ぎ、この先はバスも少ないので2名と別れ、下り坂を河口湖駅に向かう。 高速バスは、ダイヤの遅れと満席なので諦め、富士急電鉄経由にする。 なんと、ホームに「ホリディ快速」の6両編成が待っていた。 元「あずさ」車両の転用である。 当然にシートも良い。 端の座席の後ろのスペースに自転車を入れる。 直通の新宿行で15:38発。 駅ごとに乗客が増え、徐々に満席になる。 暗くなるまで、山芋の蔓を探しながらの車窓の旅。 20時過ぎに、NISHI氏から電話が入る。 「今、小田原だよ。17時に富士宮に着いたんだ。今どこ?」とNISHI氏。 「お疲れ様、家でロッテとサムスンの決勝戦を見ているよ」と私。 「早かったね。今度は箱根で会おう」とちょっと疲れた風のNISHI氏とSONO氏であった。 早速、20インチのマウンテンバイク用タイヤ2本とチューブ2本を購入した。
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